35年とちょっとの歴史に幕を下ろしたthe pillows
で25曲の自己満プレイリストをSpotifyでつくってみました。
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事の顛末は
FCブログを有料会員になって遡ってみるのが一番良いかと。数年前からリリース止まってたし、35周年ライブのときも正直「良かったけど、これは40周年は無さそうだな」と思ってた。近いうちにこうなると覚悟はしていたけど、長年好きだったバンドが終わってしまうというのは、なんか空虚というか、あったはずの場所にポッカリ穴があいている違和感が。解散発表から1週間経った今もまだ埋まり切らないですが、まあ時間が解決してくれるでしょう。さわおソロもあるし。
プレイリストは今時点の思い入れでセレクト。どうしても入れたいカップリング曲とか選んでたら「Funny Bunny」とか「この世の果てまで」とか定番曲の入る隙間が無くなる事態に。35曲にしとけばよかったかもしれない。いや、キリがなくなるから止めときます。
「誰の記憶にも残らない程 鮮やかに消えてしまうのも悪くない」という歌詞に衝撃をおぼえたピロウズとの出会いの曲「Swanky Street」、ライブ終盤で何度となく聴いた「ハイブリッドレインボウ」、ドライバーでギターを弾くのが驚愕だったインスト曲「Paper Triangle」、おそらくピロウズのなかで一番好きな「Kim deal」、HNビスハンの由来でもある「ビスケットハンマー」、何度も勇気づけられた「No Surrender」、つらい時に刺さり続けた「Gloomy night」、去年の休養期間を支えてくれた「王様になれ」…。やっぱり曲それぞれにいろんな想い出があるわね。
もうリアルで見ることは出来ない。さわおソロで歌っても、それはモニュメントと化した別物。それもまあ悪くはないのかもしれない、誰も歌わなくなるくらいなら。ピロウズのライブはたくさん見たから、後悔は何もない。最後に見た35周年のライブで、前に居た高台着席エリアの男がずっと立ってて視界最悪だったのも、まあ仕方ない。すくなくとも音楽は残り続けるから、これからも定期的に聴き続けます。
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去年12月にRYUTistが活動終了、そして2月にthe pillowsが解散。思い入れの強いバンドやグループが立て続けに居なくなって、つまらなくなった世界に近づきつつありますが、どうにか踏ん張って生きていきたいとおもいます。