2024年もあと1か月というわけで、今年リリースされた楽曲の中から15曲+リリース時期関係なく1曲選んで、今年の気分でつくる自己満プレイリスト、今年もつくりました。2005年から今の形式でつくり始めたので、今年で20回目。どうでもいい歴史ですね。
今年は早々に体調不良からの1カ月半強の休養があり、4月に復帰するも、仕事上の制約やら定期的な面談・カウンセリングやら煩わしさだけが残り、軽々しく休養なんてするもんじゃないなということが分かった1年でした…とさ。まあ良い経験にはなったはず。
休養中、復帰後と、今年はライブ行ったりじっくり音楽聴く時間がたくさんあったな、助けられたなという気がします。まあメンバー解雇やら契約終了やら全員卒業やら色々ありましたが…。いろんな音楽が好きですが、そのどれもが「代わり」なんて無い。だからこそ、そういう事がある度に喪失感が毎度えぐいです。去年も辛かったし、今年も…でしたね。
それでも音楽は残るし、思い出として胸に刻まれ続けるはず。今年の悲喜こもごもを、今年もプレイリストとして残すことが出来て良かったです。ちょっと例年より重めですが。
※YouTubeでもプレイリスト作成してみました。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLbmaHLacpQ7PY5VlCx2MU9C45iuyLLLDt
★
01. 大航海 / ヒグチアイ
今年一番聴いた、厳しくも優しく自分を鼓舞してくれた曲。結局今年ナニも成せなかったけど、これからも「成せないことに慣れてしまうなよ」の気持ちは忘れずに生きたいと思います。
02. 前世界 / siraph
もともと好きなバンドだったけど、この曲は特にガツンと熱量を感じて好き。jubilee jubileeとの対バン行きたかったな。そういえばjubilee jubileeの活動休止も今年か…。
03. 導き、捧げて / JYOCHO
「理 いくつも さがし疲れるより あたたかいままの 日々を讃えたい」 今年の初めあたりは特にこの曲に癒されました。相変わらずテクニカルだけじゃなくしっかり歌が軸で好き。
04. TWINKLE WINK / 私立恵比寿中学
星名美怜さんの突然の契約終了。年始のライブで喉絶不調な中でも今できる最善のパフォーマンスをみせてくれた、あの日の感動は忘れない。今までありがとうという気持ちに、ようやくなってきました。来年3/20のSSA、残ったメンバーたちの勇姿を見届けたいと思います。
05. うつむき / 柴田聡子
(audio)
「うつむきながらでもふしぎに歩いている」 今年のアルバム『Your Favorite Things』のなかで一番に耳に飛び込んできた歌詞が、まるで今までの、そして今年の自分だったので選曲。アルバムは他の曲も全部大好きです。もっと有名になって良いはずのお方だと思ってます。
06. 虹の彷徨 / TAMTAM
(visualizer)
「あなたがいるなら 怖くはないと思えたの どんな闇にも さらば、いずれまた会えるかな」 今年のプレイリスト、別れの唄を多くセレクトしてしまった気がしますね。こちらも今年リリースのEP『Ramble In The Rainbow』が本当に素晴らしいので色んな人に聴かれてほしいです。
07. Walk With / Negicco
今年後半は「全部厄年のせいだ!」がキーワードでした。つい最近、Meguさんも再びの産休から戻ってこられて、また3人のNegiccoとして活動されている、それだけで嬉しいと思ってしまいます。
08. 三九 / Summer Eye
今年初めて知ったお方、夏目さん。自らの大半「何も考えてなかった」半生を振り返る歌詞と、とにかく気持ち良すぎるサウンドとのマッチングが良すぎました。
09. 脳騒曲 / 八十八ヶ所巡礼
GW中の日比谷野音でのライブ、最高だったなあ。野音後リリースされたこの曲と「摩訶摩訶摩訶」もイカれてて最高だったので、あの、何卒アルバムのほうを…
10. キャンドルソング / a flood of circle
とにかく歌詞がグサグサ刺さる。感情の揺れや葛藤ふくめ赤裸々に綴って唄うことは自分自身にとっても厳しいことだと思うけど、逃げずにずっとやっているのが本当にカッコ良いと思う。
11. メルヘン / Plastic Tree
「夢さえ お終いに気づくから」 切ない。でもただ苦しいんじゃなく、救いのような気持ちにもなる。こういうしっとり湿度のある楽曲でプラの右に出るモノはなかなか居ないと思うんです。
12. SKINDEEP / DEXCORE
自分たちのスタイルをしっかり持ちながらどんどん進化している感じがヤバい。今年の新曲どれもえげつなかった…なので、あの、何卒アルバムのほうを…(2回目)
13. 幸福論 / Azami
詩のテーマがテーマなので軽々しくオススメとかはしづらいのですが、とんでもなく胸をえぐられました。あの叫び、一度生で浴びてみたい。
14. ザ・リローデッド / 怒髪天
結成40周年にしてシミさん解雇という衝撃。「残された時間はどれだけ? 正直、焦ってる」は自分もそう。それでも生き延びてきてしまった以上、やることやるしかないなと改めて。
15. ひつじのショーン (Life's a Treat) / 羊文学
こういうローファイな感じ大好き。本当はこの曲をプレイリストのラストに持っていって軽やかに〆る予定だったんですけどね…。
16. 春風烈歌 / RYUTist
やはり最後はこの曲で。来年はもうRYUTistの新しい楽曲が聴けないのかと思うと、もうそれだけで正直しんどい。こんなに素晴らしいグループが日の目を見ないまま終わりを迎えてしまうのが悔しい。でもきっと生きている限り、きっとまたどこかで何かあるかも。そんな気持ちで世界を見ていたいです。コロナ禍前後からちゃんと聴き始めた、そんな程度の人間ですが、リアルタイムでRYUTistと共に過ごせたこと、本当に誇りに思います。ありがとね、ほんとにね。
★
16曲61分。まあ何も考えなければサラっと聴ける感じかもですが、自分にとっては時々重いなって感じてしまうプレイリストになってしまいました。地味に7曲連続女性ボーカル→7曲連続男性ボーカル→2曲女性ボーカルという偏り具合とか、中盤の落ち着いた感じと後半の激しい感じのバランスとか、ちょっと例年よりはいびつ。
で、今年も別の自己満プレイリストをつくってみました。正直こっちの方が最近聴いてるかも。あまり感情を入れる事無く聴けるからってのが大きいわね。
最初と最後が1分未満というのもあるけど、16曲もあってトータル52分以下ってなかなか楽しい感じです笑。特にThe Songbards「タリアセン」は最後まで本編のほうのプレイリストに入れるか迷ってました。ずっと良い曲作るよね、このバンド。
どんな別れが待ち受けていようとも 終わりがくるのはわかっているから 手にしたものを失う怖さを 君が教えてくれるなら それも悪くないかな果たして自分はこんな境地にいつ辿り着けるやら…。
★
来年後厄、どんな未来が待っているんでしょうね。ひとまず、自分ファーストで気ままに色んなライブ行ったり、自由にやっていきたいです。